著名人コメント

COMMENT

※五十音順、 敬称略
自分が生まれ育ったこの街に、生きる為に働く事も許されず家族揃って生活する事も難しい状況である人達がいる事を恥ずかしながら知りませんでした。未来を守ってあげたい。 この作品を観て同じようにこの問題を知る人が一人でも増えて欲しいです。
秋山ゆずき (俳優)※川口出身
自分にとってごく自然な日常生活を過ごす、高校生のサーリャちゃん。そこに"クルド人の"が付くことで、浮き彫りになった不条理な社会問題。そんな闇と、思春期に揺れ動くサーリャちゃんの心に触れられる映画。みんなに観て知って欲しい作品だよ!
あんこ (お笑い芸人/映画系 YouTuber)
もし私の横に彼女がいても、お金を渡したり、ご飯を作ってあげることしかできないだろう。そう思うととても情けない気持ちになった。でも、スクリーンの中の彼女とともに心の底から絶望し、涙することは自分の中に無意識に存在させている「差別」を見つける第一歩だと思った。
石橋静河 (俳優)
仕方がないという言葉の向こうに果敢に向かうカメラ。 勇気と決心が成し遂げた映画の一歩、川和田監督の一歩。 それは、世界の一歩を後押ししている。 嵐莉菜さんの目の奥、宿る光に動揺し、感動した。
犬童一心 (映画監督)
自由な高校生活から、数々の制限をかけられた生活へ。「ごく普通」が豹変する様子は日本における難⺠問題を知る一助になるだろう。それでも友情や進路問題、恋がある。⻘春のきらめきは境遇の苦さに勝るのだ。
今日マチ子 (漫画家)
「日本人か、日本人じゃないか」。その線引きが日常に平然とある社会。日本人にはほぼ見えない線でも、日本人じゃない人には、時に有刺鉄線にもなりうる線。わたしたちの暮らしの中で一番大切な想像力というものを再認識できる映画です。
クリス智子 (ラジオパーソナリティ)
家族のために力強く逞しく成⻑する子供の姿と、いつだって子の幸せを願う親の気持ちに心打たれました。
関根麻里 (タレント)
「国籍」「⺠族」という重い言葉を背負い、クルドの少女は懸命に生き、希望を探します。ラストシーンは静かで美しい。世界で国を失った人達への希望の伝言になるでしょう。
武田鉄矢 (歌手・俳優)
家族で食べるラーメン、河原で拾う丸い石ころ。なぜここにいてはいけないのかという悲痛で真摯な問い。在留資格を得られない彼らのたいせつなスモールランドが胸から離れない。
中島京子 (小説家)
小さな恋も、ささやかな幸せも、奪われていいわけがない。平穏な暮らしを願うしかない現実に涙が溢れてきた。でも、それでも、主人公の勇敢な眼差しはきっと、私たちに向けられてる。深い感動のあとに残ったのは、焦燥感だった。
仲野太賀 (俳優)
阻害/無知/国家権力/文化/ノーマル/嘘/ダブルアイデンティティ/理不尽/好意/ マイクロアグレッション/不理解… 自分の生い立ちを反復しながら、サーリャの寂しさを痛感しながら見た。 侘しさと疎外感で一杯だ。 悲しみと苦しみにユーモアのスパイスが混じり、何とか萎縮した心を保つ事が出来た。 この作品が抱えきれなかった思いがどうか、沢山の人々に伝わればいい。 自己を深く知る為の鍛錬を怠る事を忘れてはならない。 鈍感な思考にこそ、帰ったら危ない。気づきを与える愛と祈りと共に夢を描き続ける。 隠された苦しみが昇華できるように。 私も、地球の二元論に内包された理不尽な矛盾から 逃げたかった。未だに逃げ切れず心の在処を探してまだ宇宙を彷徨い続ける。
なみちえ (芸術家又はアーティスト)
みずみずしい恋の風景がある。しかしみずみずしい恋だけでは、何も解決し得ない。異邦の少女に惹かれるこの国の心優しい少年は、哀れなほど無力だ。少年の無力は私の無力であり、この映画の中で最も重たい問いかけなのではないかと思う。
⻄川美和 (映画監督)
遠い民族の遠い話ではなく、 近くに住む人たちの遠く深いストーリーを見つめることで、 私たち日本人は未来への道をひとつ増やすことができる、 と思いました。
藤代冥砂 (写真家)
社会(世界)はどんどん変化するのに僕らは追いつかない。だから自分以外の人たちの人生を想像させてくれる映画は意義深い。日本に住むクルド人の人たちのことを僕も考えたことがなかったです。会ってみたくもなりました。
古舘寛治 (俳優)
作品完成までの5年間は、在日クルド人の方々に対してだけでなく、監督が自らのアイデンティティと向き合った時間でもあるのだ。ストーリーを心の中で反芻するにつけ、記憶の中の学生時代の川和田さんがこちらを見て微笑んでいる気がした。 サーリャは、ある面では川和田さんであり、わたしであり、隣にいる誰かだ。幅広い世代の方々にこの作品が届いてほしいと心から思う。
宮司愛海 (フジテレビアナウンサー)
自分のルーツゆえに世界が脅かされ、未来が不確かになる。 そんな心の揺れこそが「青春」。 だからこそ、少女の物語は私たちみんなの人生と響き合う。
茂木健一郎 (脳科学者)
多くの人は彼女の秘密を知らないし、秘密を抱えさせていることにすらきっと気づいていない。もがいて、苦しんで、それでも生き延びようとする彼女の中から、真実が叫んでいた。
望月優大 (ライター)
今の日本で絶対に語られるべき物語。「可哀そう」を超えて「尊重」へ、「尊重」を超えて「普通」へ、 そんな日本になることを願う。
Moment Joon (ミュージシャン)
世界で、日本人の対極にいるのがクルド人です。そのクルド人は「可哀想」なのではなく「勁い (つよい)」のです。ラストのサーリャのつよいまなざしは、日本人にも「勁くあれ」と言っている のだと思います。たいへんいい映画をみせていただきました。
安彦良和 (漫画家)
みずみずしい場面の中に、 まだまだ自分が無知なことを、 もっと知るべきことがあることを、 難しくなく伝えてくれる映画でした。 感動や喜びだけではない、 もっと切実なもので、 心の奥底を動かされた気がします。
瀬尾まいこ (作家)